さて、EC2にはリザーブドインスタンスというディスカウントされる仕組みがあります。
これはどのように利用するかというと、キャプチャ画像で示した通りなのですがマネジメントコンソールから購入する事が出来ます。
リザーブドインスタンスの利用料金はLinux 利用のマイクロインスタンスを3年間使う場合で$82です。
注意点ですが、ここで示した$82 という金額は、3年分の利用料金総額、というわけではなく、あくまでも、"ディスカウントを受けるための権利を購入する代金"である、ということがあります。
リザーブドインスタンスを購入して、Linux のマイクロインスタンスを3年間使う場合、イニシャルコストとしての$82 と、ディスカウント適用後の$0.007/時の3年分、つまり$82 + $0.007 x 24 x 365 x 3年 = $265.96 / 3年 となります。
月額にすると、およそ$7.39/月 となります。
1年のリザーブドインスタンスの場合だと、イニシャルコストが$54なので、$82 + $0.007 x 24 x 365 x 1年 = $115.32 / 1年 となります。月額にすると、およそ$9.61/月 となります。
実際にはこれらの金額に加えて、マイクロインスタンス利用の場合には、EBS というストレージが必要となりこの料金を上記に追加した金額が最終的な利用料金となります。
EBS の利用料金は、$0.10/GB/月 および、$0.10 /100万 I/O リクエストとなっており、ボリュームサイズとIO リクエストの両方に対してかかるので見積もりが難しいのですが、
負荷の少ないサーバーであればIO リクエストに関しては無視できるレベル(月額$1に満たない、など)と思われるので、たとえば20GB のEBS を利用している小規模なサーバーであれば、$2 のEBS 料金を追加するくらいと見積もれます。
Amazon Web Services SIMPLE MONTHLY CALCULATORというコスト計算機が用意されているのでこれでいろいろ試してみるとわかりやすいかも知れません。
なお、ここで示した金額等は随時変わって行く可能性があるため、ご利用の際には、価格のページを確認することをお勧め致します。
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