2011年2月26日土曜日

Consolidated Billing - AWS の複数アカウントの支払いを管理する

AWS で複数のアカウントをプロジェクトごとなどに作っていくと管理が大変になって行くことが予想されますが、そのためにアカウントごとの支払いを一つの親アカウントにまとめる昨日として、Consolidated Billing というものがあります。
試しに今回登録してみたところ、サインアップ時にAWS Consolidated Billing Guide というドキュメント(なぜかドキュメントの一覧ページにはリンクが見つからないけど・・)があると書いてあったので読んでみました。
いくつか注意点もあるので詳細はドキュメントを確認したほうが良いと思いますが、個人的に気になった点をいくつか羅列。

  1. Consolidated Billing によってボリュームディスカウントが効く。
    統合した全てのアカウントで計算してボリュームディスカウントを適用するようなので単純に規模の経済、が成り立つということになるようです。
    たくさん利用している人に取っては積極的にConsolidated Billing の利用を検討する理由になり得ますね。
  2. リザーブドインスタンスのシェアが可能
    統合した全てのアカウントでのリザーブドインスタンスが使い回せるのでコスト削減効果が見込めます。ただし同じアベイラビリティゾーンに限るという条件があるようなので詳細はドキュメントを参照の事。
  3. Premium Support は個別にも使えるし全体で契約する事もおそらく可能?(一括契約が可能かどうかは不明。)
  4. DevPay 絡みは対象外
    DevPay利用者にとってはConsolidated Billing でlinked account になっても自分のアカウント(で登録してある支払い方法)で払わなくては行けない部分が出てくるので注意が必要。

ボリュームディスカウントが効くほど人気のサービスを作って左うちわで暮らしたいものですね。

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